社社会福祉法人 あおもり愛育会 みどりの風アイリス

みどりの風アイリス

アイリス日記

9月9日は『救急の日』
2025/09/01

まだまだ暑い日が続いていますが、少しずつ日が落ちるのも早くなり、秋を感じるようになりました。この時期は、夏の疲れが出やすく、昼と夜の気温差も大きいため、体調を崩しやすい時期でもあります。体調管理をしっかり行っていきましょう。

 

9月9日は『救急の日』です。「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから、この日を救急の日といいます。昭和57年(1982年)に厚生労働省によって定められました。『救急の日』に因んで、ケガや病気の予防、万が一の時の応急の手当について、イベントに参加したり、ご家庭で子どもたちと学んでみるのはいかがでしょうか?例えば、『やけどをしたときには、水道の流水で痛みが和らぐまで冷やすこと』や、『鼻血をしたときには、軽く下を向いて鼻をつまんで押さえる』など知っておくと、いざという時に役立ちます。

 

青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第34週)によると、西北保健所管内において、現在、警報・注意報は発令されていませんが、百日咳、新型コロナウイルス感染症については、報告数が多くなっています。手洗いなどの基本的な感染対策をしっかり行っていきましょう。

 

アイリス利用の際は、事前に電話予約が必要になります。なるべく、対応させていただきますが、利用条件に当てはまらない場合や定員を超えている場合などはお断りすることもございます。また、看護師の出張・研修の日は、アイリスはお休みとなりますのでご了承ください。

暑さに負けず元気に過ごすために
2025/08/02

8月に入り、毎日暑い日が続いています。8月は、花火大会や立佞武多など様々な楽しいイベントやお出かけの機会が増える一方で、疲れやすく体調を崩しやすい時期でもあります。特に、暑さや冷房による体温調節の乱れ、夏風邪、胃腸炎などの感染症に注意が必要です。「なんとなく元気がない」「微熱が続いている」「食欲が落ちている」など、ちょっとした不調でも無理せず早めに休ませてあげることが回復への近道です。

 

<夏に多い体調不良とそのサイン>

・夏風邪(プール熱、ヘルパンギーナ、手足口病など)

発熱、のどの痛み、目の充血、口内炎、発疹などの症状が見られます。特効薬はなく、症状を和らげながらゆっくり休むことが大切です。

・熱中症・脱水症状

顔が赤い、ぐったりしている、尿の回数が少ないなどのサインは要注意です。屋内でも水分補給をこまめに行い、冷房で快適な環境を保つことが重要です。

・胃腸炎

嘔吐や下痢、食欲不振などが見られることも。体力の消耗が激しいので、しっかり休養しながら、脱水に気をつけてケアします。

これらのことに気をつけながら、夏の暑さに負けず元気に過ごしていきましょう。

 

アイリスでは、看護師と保育士が連携して、お子さんの生活リズムや一人ひとりの体調に合わせ、ゆったりと過ごすことで無理なく体力が回復できるよう、お子さんに優しく寄り添い、温かく見守る保育を行っていきます。病気の安定期から回復期で安静を必要とする状態にあって、かつ、保護者の方のお仕事やその他のやむを得ない理由で、家庭で保育することが出来ない場合、お子さんをお預かりします。アイリス利用の際は、事前に電話予約が必要になります。なるべく、対応させていただきますが、利用条件に当てはまらない場合や定員を超えている場合などはお断りすることもございます。また、看護師の出張・研修の日は、アイリスはお休みとなりますのでご了承ください。

 

※青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第30週)によると、西北保健所管内において、現在、警報・注意報は発令されておりません。

夏バテしないために
2025/07/01

梅雨はまだ続いていますが、時折、まぶしい太陽の光が夏の訪れを感じさせます。これからの時期は、体力や食欲が落ちたり、睡眠時間も不十分だったりして夏バテしやすい時期です。夏バテ防止・暑い夏を安全に元気に乗り切るため、次のポイントを参考にして暑い夏を乗り切っていきましょう。

 

<暑い夏を安全に乗り切るポイント>

①こまめな水分補給

・のどが渇く前に、定期的に水分をとりましょう。

・麦茶や水がおすすめ。

②衣服の調節

・通気性の良い、吸汗・速乾素材の服を選びましょう。

・帽子の着用や、日陰を上手に使って暑さを避ける工夫を。

・汗をかいたらこまめに着替えて、汗冷えを防ぎましょう。

③室内の温度管理

・エアコンや扇風機を使って、室温は2528℃程度に。

・直接冷風が当たらないように注意し、寝冷えにも気をつけましょう。

・外との温度差が大きくなりすぎないよう、徐々に体を慣らして。

④感染症予防

・夏風邪(手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱)にも注意!登園の目安を確認しておきましょう。

⑤睡眠と休養をしっかり

・早寝・早起きの生活リズムを整えましょう。

・日中は体を動かし、夜はぐっすり眠れるように環境を整えましょう。

 

青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第25週)によると、西北保健所管内において、現在、警報・注意報は発令されておりません。

 

アイリス利用の際は、事前に電話予約が必要になります。なるべく、対応させていただきますが、利用条件に当てはまらない場合や定員を超えている場合などはお断りすることもございます。また、看護師の出張・研修の日は、アイリスはお休みとなりますのでご了承ください。

 

傘の取り扱いに注意
2025/06/02

あっという間に6月に入り、各地で梅雨入りのニュースが聞こえる季節となりました。長引く梅雨の中でも、子どもたちが楽しみにしているのは、お気に入りのレイングッズを使うことです。雨の日しか使えない傘と長靴、レインコートなどを身につけると喜んで歩いてくれるお子さんも多いことと思います。しかし、小さな身体で傘を持って歩くことは、なかなか難しいことです。一緒に歩く保護者の方もヒヤヒヤした気持ちで見守ることが多いのではないでしょうか?

 

○子どもの傘による事故は3パターンあります

・子どもの傘が相手に当たりケガをさせてしまう

・大人の傘が子どもに当たりケガしてしまう

・子どもの持つ傘の使い方を誤りケガをしてしまう

 

傘は正しい使い方をしなければ、自分がケガをするだけでなく、相手にもケガをさせてしまいかねないものです。自分も相手もケガをしない・させないためにも次のことを守りましょう。

1.傘は振り回さない

2.傘で遊ばない

3.使わない時は先の部分を下に向ける

傘を安全に使用して、ケガや事故に繋がらないよう、みんなで十分に気を付けていきましょう。

 

さて、青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第21週)によると、伝染性紅斑について西北保健所管内で警報が継続されています。手洗いなどの基本的な感染対策を徹底し、感染症などの予防に努めていきましょう。

百日咳
2025/05/02

 

新年度がスタートしてから、1か月が経ちました。4月には戸惑う様子が見られた子どもたちも少しずつ慣れてきた様子でやわらかい表情を見せてくれています。これから、子どもたちが楽しみにしているゴールデンウイークに入ります。ゴールデンウイーク中は、生活リズムを崩しやすいので、いつも通り早寝早起きを心がけましょう。

 

さて、青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第17週)によると、伝染性紅斑については、下北保健所管内の警報は解除となりました。一方、中南保健所管内、三戸+八戸市保健所管内及び西北保健所管内では警報が続いています。百日咳については、県内全ての保健所管内で患者が報告されており、特に、三戸+八戸市保健所管内の報告数が多い状況が続いています。

 

 

百日咳とは、百日咳菌の感染によって引き起こされる急性呼吸器感染症のことです。普通のかぜ症状で始まりますが、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなり、百日咳特有の咳(短い咳が連続的に起こり、続いて、息を吸うとき に笛の音のようなヒューという音が出る)が出始めます。乳児では重症化することがあるので十分注意していきましょう。なぜ、百日咳の感染症の流行が続いているのでしょうか?一部のニュースや報道によると、新型コロナウイルスのパンデミックによって、医療体制の逼迫により、予防接種の遅れやコロナ禍の影響で、他の感染症の予防が後回しにされる、ワクチンの効果が接種後数年で切れること、抗菌薬(クラリスロマイシンなど)への耐性を持つ「耐性百日咳菌」の増加など、これらの要因が重なったためとのことです。百日咳にかからないために、ワクチン接種、マスクの着用や手洗いの励行、換気や消毒など基本的な感染対策をし、安全で楽しいゴールデンウイークを過ごしましょう。

 

ご入園(学)、ご進級おめでとうございます
2025/04/04

4月に入り、まだまだ肌寒さは残りますが、春とともに新年度が始まりました。子どもたちは、新しい環境にワクワクととまどい、不安を感じつつ、自分のリズムをつかもうとしています。しばらくは、緊張して疲れやすく、体調を崩しやすくなるかもしれません。生活リズムを整え、十分な休息をとるように心がけましょう。

 

さて、青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第13週)によると、伝染性紅斑については、東津軽+青森市保健所及び上北保健所を除く4保健所管内で警報が継続しています。百日咳については、第2週以降、複数の保健所管内からの報告が続き、昨年1年間の報告数を超えたとのことです。現在は特に、三戸+八戸市保健所管内の報告数が多い状況が続いています。手洗い等の基本的な感染対策の徹底を行っていきましょう。

 

「みどりの風アイリス」は、病児保育(病後児保育含む)となってから今年で2年目となります。これまでと同様、厚労省ガイドラインに基づき、健康観察、環境整備、手指衛生などに努めていきます。看護師と保育教諭が連携し、お子さんの生活リズムや体調に合わせて、ゆったりと過ごすことで、無理なく体力が回復するように、お子さんに優しく寄り添い温かく見守る保育・看護を心掛けてまいります。

 

アイリス利用ご希望の際には、事前に電話予約が必要になります。なるべく対応させていただきますが、利用条件に当てはまらない場合や定員を超えている場合などはお断りすることもございます。また、看護師の出張・研修日は、アイリスはお休みとなりますのでご了承ください。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

3月3日は「耳の日」
2025/03/01

3月に入り、厳しい寒さもやっと終わりに近づいてきたようです。待ち望んだ春がそこまで来ていますね。ただ、昼夜の寒暖差が大きく、昼は暖かくても朝夕はまだまだ寒いため、体調を崩しやすい時期です。健康管理には十分気をつけて過ごしましょう。

 

さて、33日は、「3(み)」が続くことから「耳の日」です。耳は、音を聴くだけでなく、身体の平衡感覚を保つための大切な器官でもあります。身体が傾いたときに、耳の中のリンパ液が動いて脳に情報が伝わり、手足を使って自然とバランスをとっています。耳は小さな器官ですが、音を聴きとる以外にも大切な役割を担っています。その大切な耳の「耳掃除」は、普段どのように行っていますか?耳の穴は、皮膚が薄く、無理矢理掃除すると、すぐに傷付きやすく、外耳炎になる可能性があります。耳には、耳垢を自然に外へ出そうとする働きがあるので、自然に耳の入口に出てきます。傷付けないように、掃除のし過ぎには十分気を付けながら、やさしく掃除をしましょう。

 

青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第8週)によると、五所川原保健所管内において、伝染性紅斑の定点当たりの報告数が増加し、警報が発令中です。ウイルス性の感染症は季節を問わず発生するため、手洗い・うがいなどを徹底し、基本的な感染対策を心がけていきましょう。

2月2日は「節分」
2025/02/01

毎年23日が節分のイメージがありますが、今年は22日になります。本来、「節分」とは、四季を分ける節目のことで、季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の「前日」を表す言葉です。ただ、このうち春の始まりを表す「立春の前日」だけが「節分の日」として残ったようです。「節分」は、昔から病気や悪いものを「鬼」に例えて豆まきをして一年の厄を払うというもので、子どもが楽しめるイベントでもありますが、子どもが豆類を食べる時には、窒息や誤嚥を招きやすいため注意が必要です。

【事故防止のポイント】

・豆やナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせない。(小さく砕いた場合でも気管に入り込むと肺炎や

気管支炎になるリスクがある)

・節分の豆まきは、個包装されたものを使用する。(床に落ちているものを子どもが見つけて口に入れてし

まう)

・食べることに集中させる。

・泣いている時は食べさせない。

これらのことに、十分注意しながら豆まきを楽しみましょう。

 

青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第4週)によると、インフルエンザは、五所川原保健所管内において警報が継続しています。手洗い・うがいなど、基本的な感染対策を心がけ、体調不良時や発熱、咳などの症状がみられた場合には、早めに病院へ受診するようにしましょう。

2025年がスタートしました
2025/01/11

新しい年がスタートしました。年が明けて、一段と寒さも厳しくなってきました。寒い季節は、空気が乾燥し、冬の感染症が流行る時期でもあります。手洗い・うがいを徹底し感染対策を行っていきましょう。また、定期的な換気やバランスのとれた食事や十分な睡眠時間をとるように心掛けていきましょう。

 

全国的にインフルエンザが流行し、厚生労働省は、9日、全国に約5000ある定点医療機関から報告された昨年122329日のインフルエンザの新規感染者数が317812人で、定点当たり64.39人(前週42.66人)だったと発表しています。1999年以降、最も多いとのことです。青森県感染症発生情報センター発行の青森県感染症発生情報(2025年第1週)によると、インフルエンザは、五所川原保健所管内において、定点当たり45.50人と警報レベルとなり、東地方+青森市保健所管内、三戸地方+八戸保健所管内及び上十三保健所管内では警報が継続しています。また、弘前保健所管内では注意報が継続されています。発熱や鼻水・咳などの症状がみられる場合には、風邪だと自己判断せず、早めに病院へ受診するようにしましょう。

 

今年も看護師と保育士が連携して、お子さんの生活リズムや体調に合わせ、ゆったりと過ごすことで無理なく体力が回復できるよう、お子さんに優しく寄り添い、温かく見守る保育を行っていきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

感染症ドミノにご注意
2024/12/09

早いもので、今年も残すところひと月となりました。気温もぐっと下がり、寒さも本格化し、空気の乾燥が気になる季節です。この時期、注意したいのが「感染症ドミノ」です。

「感染症ドミノ」とは、一つの感染症にかかり、体力が弱っているところに、別の感染症に感染してしまうことです。2024年は、インフルエンザや溶連菌、手足口病、マイコプラズマ肺炎などが同時多発的に広がり、体力が弱った状態で次々と別の感染症に感染するケースが増加しています。

なぜ感染症が同時多発的に流行しているかと言えば、ニュースや一部報道によると、2024年は暖かい時期が長引いて秋が短かったため、夏の感染症が後を引いていて、そこに、冬の感染症が流行し始めて同時流行となっているためではないかとのことです。感染を防ぐためには、手洗い、うがい、マスクの着用など基本的な感染予防対策が大切です。外出時は、十分に気をつけ、しっかりと、感染対策を行っていきましょう。

 

さて、青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2024年第48)によると、手足口病や伝染性紅斑については、県内の保健所管内において、警報が発令されているところもあります。五所川原保健所管内においては、発表時点で警報及び注意報は発令されていません。

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