伝染性紅斑(りんご病)に要注意 | ||
2019/05/30 | ||
青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2019年第20週)によると、当市を含む西北五管内においての「伝染性紅斑」患者数が1.8人/定点数と増加傾向にあり、警報発令基準値の2.0人/定点数に近づいております。すでに警報が継続している弘前保健所管内は4.22人/定点数、上十三保健所管内は4.67人/定点数となっており、外出の際は注意が必要です。 伝染性紅斑は、頬に出現する蝶翼状の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹性疾患で、病原体は「ヒトパルボウイルスB19」です。両頬がリンゴのように赤くなることから、「りんご病」と呼ばれることもあります。 感染経路は飛沫感染や接触感染で、感染対策は接触感染を予防するためにしっかりと流水と石けんで手洗いをすることです。また、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある方は、できるだけ患者との接触を避けることが必要となります。
※ 参考 (1)青森県感染症情報(2019年第20週) https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/hoken/files/wr2019w20.pdf
(2)「伝染性紅斑に注意しましょう!」(青森県HPより) https://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/kouhan.html |
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超大型連休の過ごし方 | ||
2019/04/28 | ||
平成から令和へとまたぐ超大型連休が始まりました。めったにないお休みの連続にあちこちお出掛けを予定されているご家族も多いことかと思います。大人や中学・高校生は体力があるので大丈夫なことでも、乳幼児や学童にとっては朝から晩まで活動し続けることはかなりの体力消耗になりますから要注意です。しかもそれが連日となると思わぬケガや病気につながることもあります。そこで、ここでは気を付けたい連休の過ごし方をお伝えします。
今年の春はインフルエンザがまだ流行中となっています。その他、かかるとやっかいなヒトメタニューモウイルス症候群による高熱、おたふく風邪、感染性胃腸炎も流行中です。人込みに立ち入る際はマスクを着用し、こまめにうがいや手洗いをしましょう。また、水分補給もこまめに行いましょう。
10連休とまではいかなくとも9連休や8連休となっているご家庭も多いはずです。今日は〇〇に明日は△△に、明後日は□□へと予定が大忙しかもしれませんが、できれば3日に1日はゆったりと過ごせる休息日を設けましょう。楽しい連休が明けたとたんにに小さなお子さんが熱を出すこともあります。結果、最悪の11連休、12連休…にならないことを祈りします。
観光地やキャンプ場では食べなれない食材や献立には十分気を付けましょう。特に乳幼児は普段食べなれていないものを口にすることでアレルギーを発したり、熱や吐き気を呈することがあります。食の冒険やチャレンジは、できれば旅先では避けたいものですね。
市内はもちろんのことですが、お出掛け先で急に熱を出したり嘔吐したりした際に受診可能な医療機関は前もって確認しておくことが大切です。特に山や海といった観光地では救急医療機関が遠かったり少なかったりしますので要注意です。また、保険証も忘れずに携行しましょう。
アイリスは5月7日から利用できます。例年、連休明けは利用申し込みが多くなります。もちろん、アイリスは病気の回復期からでなければ利用はできませんので、お子さんが体調を崩した場合は無理をされず連休後半は自宅で治癒に努めていただくことをおすすめします。それでは、楽しい連休をお過ごしください。 |
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再びインフルエンザ注意報発令 | ||
2019/03/29 | ||
明日から4月というのに、朝夕を中心に雪が降ったり、日中でも冷たい風が吹いたりして、とても寒い日が続いています。その影響もあってか、五所川原保健所管内では沈静化していたインフルエンザ(主にA型)が再び急増しはじめ「注意報」が発令されています。 また、保育園やこども園では0・1歳の小さな子を中心に、感染性の胃腸炎、咳を伴う発熱なども流行しているようです。
これから、学童の他、保育園等を卒園した子どもたちは、しばらくの間、春休みに入ります。みんなが元気いっぱいで入学式や進級を迎えられることをお祈りいたします。 アイリスは新年度も4月1日から利用を受付します。新年度もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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インフルエンザに加え水痘の注意報も発令 | ||
2019/02/01 | ||
2月に入りました。間もなく節分・立春ですが、今朝から猛吹雪となり、道路はつるつるに凍っていて車はのろのろ運転でしたね。
さて、昨日(1月31日)、県から西北五管内にインフルエンザに加え水痘の注意報も発令されました。インフルエンザは現在青森管内と南部・下北地域に警報が出されています。弘前管内はだいぶ前に流行のピークを超えていますから、いよいよ西北五管内も警報発令間近かもしれません。五所川原市内や鶴田町内等の保育園・認定こども園では数十人単位で流行しているところもあるようです。また、水痘もスポット的に流行が始進んでいるようです。インフルエンザと同様、人込みを避ける、マスクを着用する、こまめな手洗い・うがいを励行し、お子さんを感染から守ってあげましょう。
最近、アイリスには、発熱して間もない(半日~1日)いわゆる急性期にあたるお子さんの利用の申し出が頻回になっています。アイリスは「病児」ではなく、他児に感染する恐れがなくなったものの微熱があってしばらく静養を要する「回復期」にある「病後児」を対象としていますので、病児はご家庭での看病されることが必要となります。とはいえ、お仕事される親御さんの立場を考えますと、なかなか大変なことかとお察しいたします。社会全体がもっと幼い子どもたちと、子育てをされながらお仕事をされる親御さんに優しいものであるよう祈らざるを得ません。春までもう1か月?2か月??心だけでも一つに、この冬を無事に乗り越えたいものですね。 |
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インフルエンザ注意報発令 | ||
2019/01/20 | ||
新年も1月半ばを過ぎました。小中学校の三学期が始まったとたん、五所川原市内でも急にインフルエンザの流行が広がってきています。先日は五所川原保健所管内にも「注意報」が出され、県内全域での流行が本格化することになりました。
インフルエンザの予防に向けては今さら言うまでもなく、人込みをできるだけ避ける、マスクを使用する、手洗いをこまめにする、湿度60%を目標に加湿する、十分な栄養・睡眠・休息をとる…などですが、これらに加えて気を付けたい2点について今回はお話しします。
1つは「鼻に触らない」ように気を付けるということです。特に小さなお子さんは「鼻いじり」が大好きですが、手指についたウイルスを鼻の粘膜に直接こすりつけることになりますので、まわりの大人が中止てあげるようにしたいものです。もちろん、手をきれいに洗ったり、あまりに鼻いじりがひどい場合は寝る前にテープを指先に貼るという工夫もありかも…です。
2つは、インフルエンザは外から家の中へと入ってきますので、ウイルスが付着している可能性の高い外で着ていたジャンパーやブルゾン、ダウンジャケットやコートなどは玄関で脱ぎ、できれば大きなポリ袋に入れておくなどして、居間や台所、寝室などには、それらを着て立ち入ったり、持ち込んだりしないようにしましょう。
ところで、最近はインフルエンザによく効く薬が開発され、服用すると半日や一晩で熱が下がることも珍しくありません。でも、保育園や認定こども園への登園許可基準は「発熱から丸5日以上経過し、かつ、熱が下がってから(熱が下がった翌日から)丸3日が過ぎるまで」となります。この「2~3日目」は病後児保育を利用できる「他の子に感染の恐れがほぼない回復期」にあたります。
冬はそろそろ折り返しに差し掛かります。みんなで子どもたちの命と健康を守って、素敵な春を迎えたいものですね。 |
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咽頭結膜熱にご用心 | ||
2018/11/15 | ||
11月も半ばに差し掛かり、だいぶ気温も低くなってきました。高い山も雪が目立つようになりましたね。
さて、このほど青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2018年第44週)により、五所川原市を含む西北管内において「咽頭結膜熱」についての警報が発令されました。
咽頭結膜熱は、「アデノウイルス」が口や目から入って感染し、高熱や目の炎症などを引き起こすもので、幼い子どもに多い病気です。
感染を予防するためには、流水と接見による十分な手洗いやうがいの徹底、タオルの共用を避けるなどとされています。
これから、インフルエンザの流行も本格化してきます。ご家族をはじめ大人のやさしさで子どもたちの健康を守ってあげたいものですね。 |
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インフルエンザにご用心 | ||
2018/10/23 | ||
平成30年も後半に差し掛かりました。来年春には新しい元号になりますから、間もなく平成最後の冬を迎えることになります。体調管理に気をつけて元気に春を迎えたいものですね。
これからの時期に気になるのがインフルエンザです。今シーズンは全国的に流行が早く、県内でも平川市周辺地域の保育園や小学校で集団感染がみられています。
インフルエンザ予防に有効なのが予防接種ですが、医療機関の話では、ワクチンの製造が間に合っていないことや流行が例年より2か月程度早く始まっていることから、できれば10月下旬から11月上旬までに接種を受けることが望ましいとされています。
インフルエンザは100%の予防を約束できるものではありませんが、感染しても症状が重くならない期待は十分できるものです。特に保育園や学校はあっという間に大感染してしまいますので、ぜひとも予防接種を早目に受けることをおすすめします。
なお、接種した後は発熱や体調不良を呈することも少なくないため、乳幼児は登園前の午前ではなく降園後などに受けて、少なくとも一晩は保護者の方が様子を見守っていただくようにしてください。できれば、週末などのお休み前に受けるとさらに安心できると思います。
これから年末に向けては、遠足やハロウィン、発表会やバザー、クリスマス会などなど楽しみな行事や活動が目白押しです。体調管理と計画的な予防接種で子どもたちの元気な毎日を守ってあげたいものですね。 |
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利用可能日をカレンダーでお知らせします | ||
2018/08/01 | ||
いよいよ8月になりました。連日30℃超えの暑い日が続いています。そんな暑さの中、海に山に祭りにと楽しい毎日かと思いますが、体調管理は万全でしょうか?
さて、アイリスは、看護師が出張等により対応できない場合はお子さんのお預かりをお受けできないこととなっていますが、このほど市と協議の上、ホームページに開設予定日をカレンダーとしてお知らせしていくこととなりました。
なお、今月は「立佞武多」の期間(開設日:6~8日)は市内が通行止めになるため、夕方5時を超えての利用はできません。その他、看護師等の事情により、急に利用をお受けできない日が発生することもございますので、お電話でご確認の上、利用していただけましたら幸いです。
今後とも利用者みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 |
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脱水症・熱中症にご用心 | ||
2018/07/26 | ||
7月下旬になりました。暑い日が続いていますが、アイリスの本部のある「みどりの風こども園ひろた」では、園児たちが連日のようにプールや水遊びに興じています。
関東から西日本にかけては40度前後の猛暑となっており、7月だけでも100名近くの方が熱中症で亡くなったと報道されています。中には学校行事や部活動に参加中の児童・生徒もいたようで、心が痛みます。
この暑さの中で特に気を付けたいのが脱水症状です。人の体は約60%が水分だといわれていますから水分補給は重要です。特に、乳幼児は70(5歳児)~85%(新生児)ですから、夏場の発汗による影響はとても大きいものとなります。
特に乳幼児は汗腺機能の発達が未熟であることや戸外活動では地面からの熱の影響を受けやすいことなどから熱中症になりやすく、乳児はのどが渇いても伝える術がないことから、脱水になりやすいことになります。そのため、こまめな水分補給がとても重要になってきます。
乳幼児の水分補給は、活動レベルや天候・気温にもよりますが、一度に大量に摂るよりも、1回あたり50~100mlを目安に活動前・中・後とこまめに行うことがよいでしょう。大量の発汗を伴うような活動の際には「イオン飲料」も効果的ですが、糖分の摂りすぎにも注意が必要です。
また、日差しの強い戸外での長時間の活動(散歩も含む)も要注意です。プール遊びや海水浴は水で体が冷えるから大丈夫と思われがちですが、日差しは頭部を熱し続けているため大変危険です。28℃を超えたらできるだけ屋内の涼しい場所で過ごすようにしましょう。
夏の暑さはこれからが本番です。脱水症や熱中症の他に、ヘルパンギーナ(夏風邪)、手足口病、とびひなども流行する時期です。水分補給の他に、十分な休息・睡眠、規則正しい生活と食事、身体を衛生に保つよう努め、元気に夏を乗り越えたいものですね。 |
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パンフレットが新しくなりました | ||
2018/06/14 | ||
もう6月ですね。暑かったり寒かったり、晴れたり雨が降ったりと、お天気が安定しないのが、梅雨入り前の特徴ですが、体調管理や衣服の調節なども難しくなる時期ですよね。
五所川原市内では、水ぼうそう、感染性胃腸炎、プール熱、夏風邪などもちらほら見られていますが、全国的にはここ最近、西日本から夏に多いヘルパンギーナや手足口病の流行が始まっているようです。確実に夏が近づいている証拠ですね。
さて、アイリスではこのほどパンフレットを新調いたしました。といっても、デザインや内容にはほとんど変わりがございません。今後7月上旬までをメドに、市内の主な病院や保育園・こども園等で古いものと交換して置かせていただく予定です。
こんなケースでは利用ができるのかしら?どんな病気でも大丈夫なの?回復期っていつから?などなど、ご質問やお問い合わせがございましたら、お気軽にお寄せ下さい。 みなさまのご利用、お待ち申し上げます。 |
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