社社会福祉法人 あおもり愛育会 みどりの風アイリス

みどりの風アイリス

アイリス日記

パンフレットが新しくなりました
2018/06/14

もう6月ですね。暑かったり寒かったり、晴れたり雨が降ったりと、お天気が安定しないのが、梅雨入り前の特徴ですが、体調管理や衣服の調節なども難しくなる時期ですよね。

 

五所川原市内では、水ぼうそう、感染性胃腸炎、プール熱、夏風邪などもちらほら見られていますが、全国的にはここ最近、西日本から夏に多いヘルパンギーナや手足口病の流行が始まっているようです。確実に夏が近づいている証拠ですね。

 

さて、アイリスではこのほどパンフレットを新調いたしました。といっても、デザインや内容にはほとんど変わりがございません。今後7月上旬までをメドに、市内の主な病院や保育園・こども園等で古いものと交換して置かせていただく予定です。

 

こんなケースでは利用ができるのかしら?どんな病気でも大丈夫なの?回復期っていつから?などなど、ご質問やお問い合わせがございましたら、お気軽にお寄せ下さい。

みなさまのご利用、お待ち申し上げます。

2018年度もよろしくお願いします
2018/04/18

いよいよ春です。桜の開花も間近となりましたね。

2018年度もこれまで同様、看護師(大坂谷)と保育士(福士)のコンビを中心に担当いたしますので、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、新年度の方針ですが、旧年度と大きく変わったそれほど多くはありませんが、以下の点についてご理解いただきたくお知らせいたします。

 

1つ目。看護師が公休または私用等のため担当できない場合は、病後児を受けできない場合があります。これまでにも何度かそのような日があり、その際には保育士2名で担当してきましたが、国の定める規則上、保育士だけでは受けできないこととなっていましたので、2018年度からは厳密に対応させていただくこととなりました。ただし、その際でもできる限り、アイリスの母体施設である「みどりの風こども園ひろたの准看護師免許を有する保育士」を配置するように努めて参りますので、どうぞご理解ください。

 

2つ目。気管支喘息等の慢性疾患のお子さんは感染症の病後を除き、基本的に利用をお断りさせていただくこととなります。これまでにも、場合によっては利用限度の5日連続で利用され、他の感染症の病後児の利用をお断りしたケースもありました。また、アイリス内では元気いっぱいに過ごしているようなケースも少なくありませんでした。このようなことを踏まえ、今後は慢性疾患のお子さんの利用については、電話でのお問い合わせ段階で、お申し出の内容から、緊急性などを考慮して利用の可否をアイリス側でも判断させていただくことになりました。

 

3つ目。インフルエンザの際に、病院に行って薬を処方してもらい服用したら、「その日の夜から」あるいは「今朝から」寝が下がったので利用したいとの申し出があり、利用をお受けすると、その日の間もない時間に高熱をぶり返してお迎えを要請することに…というケースが散発していました。これを踏まえ、「熱が下がって24時間以上経過した以降から」の利用を可能とすることといたしました。熱が下がった時点は自己申告に基づくものですが、お子さんの命にも係わることですので、正確な時間や様子(状態)をお知らせくださるようお願いします。

 

主な変更点・確認点は以上ですが、西北五地方では、いまだインフルエンザの流行が続いていますので油断はできません。また、感染性胃腸炎も保育所や幼稚園等で広がっているようです。どんな感染症にも、手洗いが一番有効です。ゴールデンウィークも近まり、何かと心が弾む時期ですが、まずは健康一番でいきましょう。

新年明けましてあめでとうございます
2018/01/06

新年明けましておめでとうございます。

 

すっかりご無沙汰している間に新しい年を迎えてしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今年の最初のお子さん(2人)をお預かりすることとなった1月5日、全国のインフルエンザの流行に関する状況が発表されました。それによりますと、約半数の都道府県で定点当たり10人を基準とする患者数を超える「注意報レベル」に達しているようです。北は北海道から南は九州までと広範囲に広がり、全国的に流行が広がっていることが分かります。

 

今のところ、青森県では、比較的「県南地域」に流行が偏っているようですが、例年、小中学校の冬休みが終わり三学期が始まると同時に流行が一気に拡大する傾向にあります。まずは、マスクの使用、手洗い・うがい、手指の消毒、人込みを避ける等の基本的な予防をしっかりと行いましょう。

 

市内では溶連菌やRSウイルスによる発熱や、感染性胃腸炎の子どもが先月から一定数みられています。幼い子どもたちは大人と違い、お正月の家庭での生活から保育園や認定こども園での生活へ再び慣れるには、ストレスやプレッシャーを抱え込みがちです。それが、熱や頭痛、咳やぐすり等に現れててくることもあります。私たち大人の「おや?」「あれ?」で、子どもたちを全体的に守ってあげたいものですね。

木枯らしの季節になりました
2017/10/30

10月も残り2日となりました。せっかくの紅葉が今月2度目の台風通過で飛び散っている様子に冬の近まりを感じています。

 

さて、今月はアイリスの利用が3人だけでした。手足口病の流行も落ち着き、比較的過ごしやすかった日が多かったためかと思います。これからはいよいよ「インフルエンザ対策」が気にかかります。全国各地では既に流行が確認されているところもあるようで、今冬は早めの予防接種が必要だと思われます。

 

そのインフルエンザ予防接種ですが、どういうわけか今年はワクチンの生産が遅れており、市内の医療機関では例年の3分の2から4分の3くらいしか用意できていないところもあるそうです。そのため、のんきにしていると品切れとなってしまい接種できないケースも心配されています。

 

予防接種は、①インフルエンザに罹(かか)りにくくなる、②罹っても比較的軽く済む、というメリットがあります。接種後1~3週間くらいで効果が出始め、その後5~6か月は効果がありますが、理想的な接種は流行のピーク期の1~2ヶ月前とされています。インターネットの情報によりますと、8割のお医者さんが「今年の接種適期は11月」と話しているそうですので、ぜひとも保護者のみなさんも参考にしていただけましたら幸いです。

お盆明けとなりました
2017/08/14

8月も半ばとなり間もなくお盆明けとなります。保育園や認定こども園で、ここ数日子どもたちの出席が減り、つかの間「静かな平穏な空間」と化しました。もう1~2日もしたら、いつもの元気いっぱいのに、超ぎやかな毎日に戻ることでしょう。またこの時期は、小学校の夏休みは残すところ1週間余りとなり、宿題の仕上げに大忙しの子どもたちもいることでしょう。小学生のみなさんも大変ですね。応援していますよ~。暑さに負けずに、頑張ってくださいね。

 

さて、お盆明けや二学期の始まりには「感染症」に注意が必要です。夏休みやお盆期間にあちこちに出かけたり、いろいろな物や人に触れ合ったりしたことで、手足口病や胃腸炎などをはじめ様々な感染症を引き起こすウイルスなどを持っている子どもが少なくないからです。手洗いやうがいが感染症拡大防止の基本ではありますが、こと乳幼児や低学年学童にとってはこれがなかなか難しいことです。予防も大切ですが、どうしても早期の受診・治療、早期安静といった対応が重要になってきます。

 

そして、罹患した子どもの十分な回復だけでなくまわりへの感染拡大防止にとって最も大事なのは、「病後」をどう過ごすかです。お仕事などで一日も早く園や学校に出したい親御さんの事情は十分に理解できますが、きちんと体力を回復させてからでないと、すぐにまた違う病気に感染しかねませんし、万一他の子どもへ感染させてしまうことにもなりかねません。

 

私たちアイリスはそうした子どもたちを守り育むと共に、外で働く親御さん等を支えていくための専門の施設(事業)です。まずはお電話でお気軽にご相談してみてくださいね。けっこうみんなにとってラッキーでハッピーな「答」が見つかるかもしれません。

手足口病、大流行の兆し
2017/07/08

国立感染症研究所によりますと、口の中や手・足に水疱性の発疹ができる「手足口病」が、全国的に増加傾向にあるそうです。2017年6月19日~25日の患者報告数は7,613人で、昨年の2016年を大きく上回る推移で増加がみられています。

 

手足口病は、口の中や手足などに水疱状の発疹がでるウイルス性の感染症で、子どもを中心に夏場に流行します。青森県内では今のところ大きな流行には至っていませんが、北海道では苫小牧地域などで、局地的に「警報クラス」の大流行となっている地域もあります。

 

有効なワクチンや予防薬もなく、発病しても軽い症状で治ってしまうことがほとんどですが、まれに髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症などがおこる場合もあるため、経過観察をしっかりと行うことが必要です。また、感染を広げないためにも、しっかりと手洗いをすることが大切です。

 

この他にも、これから暑い季節には、プール熱、とびひ、ヘルパンギーナ、溶連菌感染症なども流行しやすくなります。気温が高い中で発熱と闘う子どもたちのつらいこと、そして看病にあたる親御さんの苦労もさぞかしのことでしょう。

 

どうにか回復期に至ったら「アイリスの利用」を頭の片隅に置いていただけるだけで少しでも気持ちが和らいでいただければ幸いです。

 

夏はこれからが本番です。

6月、水無月、水の月
2017/05/31

6月に入りました。田植えが終わり満々と水が張られた田んぼでは、カエルが連夜の大合唱。月半ばには梅雨入りを迎えます。そんな「水」と縁が多い月なのに、6月を「水無月」と呼ぶのは少し不思議な気がしますが、国語的には「無」は「の」という働きのある連体助詞で、「水の月」という意味になります。10月を「神無月」と呼びますが、同様に「神の月」という意味になるそうです。

 

アイリスは昨年度、10月のオープンから3月までで31人の子どもたちが利用しましたが、今年度は4~5月の2か月だけで34人の子どもたちが利用しています。インフルエンザ、感染性胃腸炎、気管支炎等々、利用される理由は様々ですが、総じて「回復期」にあることから、比較的元気なお子さんが多いことに安心しています。アイリスで1~3日ほどゆっくり静養してから、子どもたちは保育園や認定こども園での生活に戻っていくことになりますが、どことなく白鳥が「北帰行」の途中で羽を休めている姿にも感じられ、なんとも表現しがたい愛おしさが胸にこみ上げてきます。

 

子どもたちは、朝に保護者のみなさんと離れる時や眠い時はもちろんですが、夕方のたそがれ時になると保護者を思い出してか、急に泣き出すことがよくあります。いわゆる「たそがれ泣き」と言われるものの一種でしょうが、成長・発達の過程では誰にもあることで、家庭での育児においてもごくふつうに見られる現象ですから、ふだん見慣れない保育者と過ごすこととなる子どもにとってはなおさらのはずです。

 

 さあ、間もなく夕方5時になります。お迎えの時間が近づいてきました。親御さんの中には、お子さんのことや迎えの時間が気になって仕事が手につかなかった方もいらっしゃることでしょう。でも、ご安心ください。今日(6月1日)は4人の子どもたちが利用していましたが、どの子も元気いっぱいに遊んだり泣いたりと、とてもおりこうさんにして待っていますから、急がず慌てず、事故等にはくれぐれもお気を付けてお迎えくださいね。

ゴールデンウイーク2017
2017/05/04

今日は5月4日、みどりの日です。何となく「みどりの風アイリス」や「みどりの風こども園」の記念日のような日です。天気はとてもよく、気温は25度を超え、まるで初夏のようです。街や公園では半そでシャツ姿のたくさんの人を見かけることができました。

 

さてそんな好天が続いている今年のゴールデンウイークですが、実は五所川原市内の保育園等では「ヒトメタニューモウイルス感染症」という風邪に似た感染症が流行していることをご存知でしょうか。この「ヒトメタ…」は、毎年インフルエンザやRS症候群が落ち着く3月頃から流行し始め、6月頃までが流行のピークとされています。

 

主な症状は、熱(4~5日下がらない)、咳(1週間ほど続く)、班水(ひどい)で、中には重症化して入院する子も珍しくありません。潜伏期間は4~5日で、熱が下がっても14~20日くらいはウイルスを咳などで出し続けるため、保育園等では長く感染し続ける、とてもやっかいな病気です。

 

 

ゴールデンウイークはあちこちにお出かけしたり、いろいろな人とふれあったりして楽しい毎日ですが、手洗いとうがいをこまめに行うだけでも感染予防に大きな効果があります。それでも、ゴールデンウイーク明けにお子さんが発熱~!!熱は下がって元気なのに咳が残っていたり鼻水が止まらなかったりした際は「そうだ!アイリスに行こう♪」です。今のところ予約状況には空きがありますよ~。

 

2017年度事業開始・・・安全と利便性の向上に向けての3つの改善・・・
2017/04/07

4月に入りました。今日(7日)は小学校の入学式でした。黄色い帽子に、ピッカピカのランドセルを背にした「新一年生」を街のあちこちで見かけることができました。いよいよ2017年度のスタートですね。

 

さて、新年度の開始にあたりアイリスでは、子どもたちや保護者の皆様にとって、更に安全で便利に利用していただけるよう、五所川原市、西北五医師会と協議の上、以下のように3つの点を改善いたしました。

 

①五所川原市内に住所がある子ども(保育園・認定こども園・小学校に通う子ども)の基本利用料が、これまでの1,000円から「無料」へとなります。(ただし、昼食利用料や延長利用料は、これまで同様「有料」となります。)

 

②「かかりつけ医への初診の段階」で医師連絡票を書いていただけるようになりましたので、これまでのように医師連絡票を書いてもらうために再受診する手間がなくなりました。初診の際に医師連絡票を書いてもらうよう、お願いしてください。(かかりつけ医で用紙を準備していないこともありますのでご注意ください。なお、利用は、医師が「病気の回復期にあると認めた時期から可能」となります。(ただし、高熱がある場合や、病気特有の症状があり他の子に感染する可能性がある場合等は利用できません。)

 

③これまでは前日予約が基本でしたが、月曜日から金曜日までであれば、当日の午前中の申し込みにも対応できるようになりました。(ただし、あくまで医師が「当時の利用を認めた医師連絡票」を持っていること、かつ、アイリスで受入体制が整っていることが受け入れ可能な条件となりますので、必ず電話でお問い合わせください。)

 

以上、詳しくはアイリスまでお電話でお問い合わせください。それでは、新年度もアイリスをどうぞよろしくお願いいたします。

 

いよいよ3月です
2017/03/01

早春の明るい日差しが差し込む日が見られるようになり、春の近づきが日一日と感じられる今日この頃です。心配されていたインフルエンザの流行もピークを越えたようですね。

でもちょっと心配なのは、所々でノロウイルス等による感染性胃腸炎がしつこく流行していることです。「1吐き300人」とも言われる感染性胃腸炎は、嘔吐によって爆発的な感染となる危険がありますから要注意です。

 

さて、小学校や幼稚園などでは学校教育法に基づく学校であることから、概ね2割の感染による欠席者が出た時点で「学級閉鎖」等の措置がとられますが、保育園や認定こども園(保育所型・幼保連携型)は児童福祉法に基づく児童福祉施設であるために、2号・3号認定子どものうち、保育を希望する子が1人でもいれば、保護者に「お休みを要請することなく」保育を提供すべきことが望ましいとされています。

ところが、残念なことに、特に幼保連携型認定こども園では、児童福祉施設であると同時に、(学校教育法ではなく)教育基本法に基づく学校であるという認識もあってか、2号・3号認定子どもに対しても、お休みを強制しているところがあるようです。アイリスにも今年に入ってから、家族がインフルエンザに感染しているから、感染性胃腸炎が学級で流行しているから、といった理由から休みを強制させられてとても困っている…とのご相談が何度か寄せられています。

 

これはひとえに事業者側の誤認や誤解、あるいは拡大解釈によるものと思われます。保育園や認定こども園(保育所型・幼保連携型)は、繰り返しますが「児童福祉施設」です。日中、お仕事などをされている保護者に替わって子どもの育ちを支えると同時に、保護者をも支える役割と責任があるのです。感染した子どもが多いから園を(学級を)閉める、あるいは園から子どもを閉め出すのではなく、いかに園内での感染予防に努めるか、そして子どもと保護者の安心をいかに保障するかが事業者に問われていることになります。

 

それでもどうしても頼るところがない場合は、お気軽にアイリスにご相談ください。スマートな(賢い)利用方法もお知らせできるかと思います。

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