9月に入りました | ||
2021/09/08 | ||
早いもので、もう9月に入りました。お盆過ぎたあたりから、朝晩はとても涼しくなり過ごしやすくなりました。 全国では、コロナの第5波で感染が拡大する中、県内でも先月下旬から、コロナ感染者が増加して、なかなか終息が見えません。ワクチン接種が進み、少しでも終息に向かってくれたらと思います。コロナに加え、これからの時期、体調を崩しやすい時期でもあり、感染症も流行る時期ですので体調管理はしっかりと行い、手洗い、手指のアルコール消毒、マスクの着用、人混みは避けて行動するなど感染対策もしっかりと行っていきましょう。 こんな時には、アイリスに遠慮せずにお電話ください。 熱は下がっているものの、体調がすぐれず、どうしても保育園やこども園に通うには体力が心配…、病院の先生に勧められたという場合などは、なるべく対応していきたいと思いますので、ご利用ください。
|
||
熱中症・新型コロナウイルスにご用心 | ||
2021/08/06 | ||
8月に入りました。外に出ると、サウナに居るかのような暑い熱気に包まれます。外に出る際には、しっかりと暑さ対策をして、無理のない行動をしましょう。また、今の季節は、室内にいても、熱中症に注意が必要です。エアコンで室内の温度を調節して、こまめに水分補給をしましょう。
夏はおいしい果物がたくさんありますが、その中でも私が好きなのはスイカです。水分が多く冷蔵庫で冷やして食べると、とても甘くて美味しいです。旬のものを食べると、季節を実感することができます。
先日、保育関係者向けコロナワクチン接種の2回目を受けてきました。やはり、1回目より副反応は強く出ました。具体的には、38.6℃の発熱と倦怠感、関節痛、接種部位の腫れ・痛み、といった症状がありました。症状は、2~3日位で無くなりました。
新型コロナウイルス感染者数増加により、8月2日から、6都道府県に緊急事態宣言が拡大され、5都道府県には、まん延防止等重点措置が適応されました。私も、これまで以上に感染対策をしっかりと行っていきたいと思います。 |
||
新型コロナワクチン | ||
2021/07/10 | ||
今年に入ってあっという間に半年が過ぎました。このところスッキリしない天気が続いていますね。部屋の中もジメジメして、ついついエアコンをかけすぎてしまいます。 今年は5月頃から、RSウイルスが全国的に大流行しており、五所川原管内においても感染が確認されています。これからの時期は夏の感染症(手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱など)の流行も心配されます。 さて、昨年から続く新型コロナウイルスの影響により、各地の夏のイベントは中止を余儀なくされています。東京都では、感染者数が増加傾向にあり、4回目の緊急事態宣言が発令されました。オリンピック開催が2週間後にせまる中、感染拡大がとても心配です。私は、マスクの着用、手指の消毒、なるべく人混みは避けて行動する…など、自分でできる感染予防はしっかりやっています。そして、先日、保育関係者向けの新型コロナウイルスワクチン接種(1回目)を受けてきました。注射したところの痛みや腫れ、ほてりはありましたが、そのほかの副反応は見られませんでした。ほかの接種を終えた方の話では、2回目の方が発熱やだるさなど、副反応が強くでたとのことでした。各自治体では、65歳以上の方のワクチン接種に続いて、若い世代への接種も始まるようです。ワクチン接種は、個人の判断だと思いますが、早くワクチン接種が進み、感染者が減少してほしいと思います。
|
||
コロナ禍にあって | ||
2020/06/27 | ||
6月も後半になり、梅雨らしい空模様の日が続いています。花壇や軒下のアジサイも色づき始めてきました。一見、いつもの年と変わらぬ光景ですが、気持ちはどうもすっきりしてきません。2月下旬からの新型コロナウイルス感染症騒動は発生から4か月余りを過ぎましたが、依然として大都市圏を中心に数十人超の感染者が報告され、解消への出口は見えてきません。すっきりしない気持ちはやはり新型コロナウイルスにありそうです。
病後児保育センターみどりの風アイリスだけでなく全国の病後児保育施設・病児保育施設では、今年度、利用者が激減しているようです。一番の理由は「病後児保育事業所で新型コロナウイルスに感染するかもしれないから」だそうです。当センター(アイリス)でも4月からの利用者がこの3ヶ月でわずか10人余りとなっています。月に3~5人しか利用されていないことになります。問い合わせや予約は入るのですが、前日や当日のキャンセルが相次ぎ、スタッフのやりくりにも正直なところ苦慮しています。
東京や札幌など感染が大流行している地域ならまだしも、青森県、とりわけ五所川原地域では新型コロナウイルス感染の心配は、今のところほとんどないといってよいでしょう。でも、その心配から利用希望が減っていることは確かなのかもしれませんが、実はもう一つ、本来はこっちの方が重要だと思うことがあります。それは、新型コロナウイルスへの感染予防に市民のみなさんが気をつけるようになって、他の感染症、例えば感染性胃腸炎やこの時期に多い手足口病などの流行がだいぶ抑えられているということです。これはこの地域だけでなく全国的な特徴のようです。
手洗いやうがいをこまめにする、マスクを着用する、アルコール等で消毒する、むやみに人ごみへ出かけない、静養や栄養に気を付ける…といった感染予防のための日々の生活の変化が、結果的に子どもたちを感染症から守っているということになります。あらためて考えてみても、実はこのことというのは当たり前のようであるものの、本当に大事な予防策なのだと気づかされます。
私たち保育者だけでなく社会も医療も役所も学校も、これまでインフルエンザなどの感染症発生時期には、手洗い・うがいやら手指の消毒やらその重要性を何度となく口にしてきました。でも、実際にはそれらが十分に取り組まれていたかというと答えはNOに近かったかもしれません。ですから、どこそこの保育園や小学校で〇〇〇〇が大流行…そして半月もすると市内全域で大流行ということが珍しくありませんでした。今回のコロナ禍での私たちがとった自衛策・予防策は確かな効果があることを実証してくれたのです。
それでも今回の敵は目に見えないウイルスです。マスクの生地の隙間など全然通り抜けることができます。けれどウイルスは単体で移動するとこはほぼ不可能です。大半が唾液の飛沫に包まれて口から体の外へと出ていきます。その際にマスクは大きな効果があります。飛沫はマスクの目を通り抜けられないからです。そして何よりも手洗いが大事です。アルコール消毒ばかりに頼ってはいませんか?過信は禁物です。アルコールも70%以上のものを手指の全体や隙間にたっぷりと使わなければ効果はありません。できれば、手を洗ってからアルコール消毒の方が全然理想的です。どうしても手を洗えない時や人には有効ですが、それでもたっぷりと時間をかけていると手荒れにも要注意です。あと、まれにアレルギーもあります。
いずれにせよ、コロナ禍はまだまだ続きそうです。どうしても保育園やこども園に通うには体力が心配…という場合は遠慮せずにアイリスにお電話ください。お医者さんがおすすめいただいた場合は、たいていのことは何とかするつもりです。もうすぐ7月です。よい夏にしたいものですね。 |
||
手洗い・マスク・アルコール | ||
2020/03/23 | ||
お彼岸も明け、いよいよ春が近づいてきました。心も体もウキウキして、みんなでどこかにお出かけしたくなってきます……が、今年の春は、例の「新型コロナウイルス感染症」予防のため、あちこちのイベントやテーマパークなどが自粛ムードが漂い、なんとなく気持ちが晴れない日が続いています。
春はいろいろな感染症が流行り出す季節ですが、その多くは「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」によるものです。接触感染には手洗いが、飛沫観戦と空気感染にはマスクが、そしてどちらにも有効なのがアルコールで手指や触れる設備や機器等を消毒することが有効とされています。
手洗いは石鹸を使ってできれば20~30秒ほど手指の隅々や手首など丁寧に行うことが大事です。石鹸がない場合でも流水で1分くらい丁寧にこすり洗いすることでかなりのウイルスや菌は流れるといわれています。ですから、感染予防は何よりも「手洗い」に勝るものはありません。
次にアルコール消毒ですが、まず重要なのは「エチルアルコール70%以上」のものであることです。間違ってメチルアルコールや飲用アルコールを使用してはいけません。コロナウイルスはアルコールにとても弱く15秒ほどで死滅するといわれていますから、消毒する際には15秒を目安に乾かないように留意する必要があります。ちなにみ、感染性胃腸炎を引き起こすノロウイルスなどはアルコールでは死滅せず、次亜塩素酸ナトリウムなど次亜塩素系のもの(例:ピューラックス、ミルトン、ハイターなど)を使う必要があります。ただし、これらは肌荒れしやすいことや衣服につくと色落ちすることなどから手指の消毒には不向きなため、どうしても…という場合には、天然食品由来の体に害のないものを選ぶ必要があります。
街にすっかりなくなってしまったマスクはどうでしょう?一般にはマスクを着用すべき人は「病気にかかっている人」(咳のある人、花粉症の人、高血圧やぜんそくなどの基礎疾患のある人を含む)「高齢者や妊婦など感染すると重症化しやすい人」です。健康な人が使用すべきなのは「密集」「密接」「密閉」した場所にいる場合や、調理や看護などで本人の飛沫が相手や対象物に不衛生を与える場合です。基本的には発熱や咳き込んでいる人がいなく、空気の入れ替わりがあり、人がギューギューにいないような場所でのマスクの着用はあまり意味がないと言われています。とはいえ、保育している私たちにとっては、保護者をはじめ世間の目がとても気になるところです。マスクしていることでまわりから安心して見られるような状況は、本来はおかしいのかもしれませんが…。
いずれにしても、一日も早く事態が収束することを祈るのみです。小中学校等の授業再開や入園式・入学式に加え、東京オリンピックもどうなることか?と、心配の尽きない春が始まります。みなさんもご自愛くださいね。 |
||
新型コロナウイルス感染症 | ||
2020/02/28 | ||
新型コロナウイルス感染症が全国各地で感染拡大しています。各地の小中高校の大半は3月から休校となるようですが、保育園や認定こども園は原則として通常通り開園するところがほとんどのようですので、ひとまずご安心ください。 新型コロナウイルス感染症は飛沫感染と接触感染によるとされ、予防には手洗いとアルコール消毒液による手指の消毒が有効と言われていますが、街では2月に入りマスクやアルコール消毒液が品薄となっています。また、今のところ乳幼児は重症化しにくいといわれていますが、高齢者をはじめ基礎疾患のある方や妊婦さんは重症化しやすいため要注意です。
37.5℃以上の発熱、咳、のどの痛み、鼻水などの風邪の症状が4日以上続く、強いだるさがある等の場合は、保健所に相談の上、受診が必要です。特に今の時期はインフルエンザや溶連菌感染症も流行していますので、家庭でもこまめな検温と体調観察を心がけましょう。
ちなみにアイリスでは、新型コロナウイルス感染症の病後の受入れについては、未知の部分が多いこともあり現段階では想定していません。詳しいことが分かり次第、随時この日記でお知らせします。 |
||
インフルエンザにご用心 | ||
2019/12/21 | ||
すっかりご無沙汰していました。4ヵ月余りも日記をお届けするのを怠けてしまいまして本当にごめんなさい。
でも、アイリスはしっかりと稼働中です。秋から12月にかけては3日に2日の割合でいろいろなお子さんをお預かりしていました。夏から秋は、りんご病、手足口病(口中に発疹があり食事ができない子)、上気道炎、RS症候群が多く、そしてここ半月前からは、感染性胃腸炎とインフルエンザ(A型)のお子さんの利用が増えています。
特にインフルエンザは、ここ数年は、学校の三学期が始まった1月の半ばから2月いっぱいが流行のピークでしたが、今シーズンは11月頃から県内のあちらこちらで(三八地域→東青地域→弘前地域)広がり出し、西北五地域では12月に入ってぐんと増えてきています。
とはいっても、全体的な流行の傾向は「スポット的」であることです。つまり、例えば五所川原市内では、小学校や保育園などで流行っているところとそうでないところに偏りがあることです。アイリスの運営母体の施設であるみどりの風こども園ひろたでは、171人の園児のうちインフルエンザ罹患児は、今季の累計で6名と全体のわずか3.5%ですが、某園では40%超にも上っているところもあるようです。また、みどりの風こども園ひろたは、栄小学校の学区に属しますが、この栄小学校をはじめ三輪小学校でも、ここ2~3週間で20%ほどの罹患率となっています。
このように、今回のインフルエンザは流行にバラツキがあることが特徴のようですが、用心に越したことはありません。これからクリスマスやお正月など楽しい行事が目白押しです。年末年始のお休みもあります。でも、そのぶん、感染者と遭遇したり接触したりする確率が高くなりますので、マスクの着用とこまめな手洗い、上着の着脱・保管等には十分に気を付けたいものです。
インフルエンザに罹ってしまった場合、アイリスは熱が下がって24時間経過した日から2~3日間の利用可能となります。何度も通院することも面倒でしょうから、インフルエンザだと診断された時点で「医師連絡票」を書いてもらうことをお勧めします。ただし、年末年始と土日、そして看護師が出張等の日はアイリスはお休みとなりますので、前もってご了承ください。ちなみに、今年は12月27日(金)までお子さんをお受けします。新年は1月6日(月)から再開いたします。
それでは、楽しい年末年始をお過ごしください。 |
||
大人も要注意「手足口病」 | ||
2019/08/03 | ||
今年の夏は全国的に手足口病が流行し、五所川原保健所管内でも警報が発令していますが、夏特有の風邪の一種と言われ、また、学校保健安全法に基づく出席停止対象の感染症でもないことから、安易にとらえられる傾向にありますが、油断は禁物です。
小児の場合はまれに髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症や、心筋炎、神経原性肺水腫といった様々な合併症を引き起こすことがあります。特にエンテロウイルス71に感染した場合は、他のウイルス感染と比較して中枢神経系の合併症を引き起こす可能性が高いといわれています。ですから、手足口病に罹った場合は、特効薬もないため、経過観察に特に注意が必要です。
手足口病の患者の約9割は6歳以下の乳幼児で、半数が2歳以下の小さな子たちです。大人の発症は多くはありませんが、症状が重く出やすいことが報告されています。発心は手足や口以外に、ひじ、ひざ、おしりなどにもみられることがあり、痛みで歩けないほどになることもあります。インフルエンザに似たような強い筋肉痛や関節痛が出ることも大人の症状の特徴です。
手足口病には有効なワクチンがないため、感染した子どもの排せつ物の処理は十分に注意すること、タオルの使いまわしを避けるなどで直接的に接触しないように努め、感染ウイルスを体内に取り込まないことが肝要です。とはいえ、幼い子どもを育てていくにはなかなか難しいことです。やはり、基本はこまめな手洗いを徹底することと言えそうです。
暑い夏もそろそろ折り返しです。まずは大人の私たちが元気でいることが、子どもたちにとって一番大事なことだと思います。
|
||
西北地域における感染症の発生状況について | ||
2019/08/03 | ||
青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2019年第29週)によると、五所川原保健所管内において「手足口病」患者数が11.80人/定点数となり、警報が発令されました。県内ではむつ保健所管内を除くすべての地域で警報が継続しています。また、「伝染性紅斑」患者数が2.40人/定点数となり、警報が発令されました。県内では上十三保健所管内でも警報が発令されています。 手足口病は、コクサッキーウイルスA16等により、口の中や手足などに水疱性の発疹が出る感染症です。感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染です。手足口病には有効なワクチンはありません。流水と石けんで十分に手洗いすること、タオルを共有しないこと、保育施設などではおむつ交換の際に排泄物を適切に処理することが大切です。 伝染性紅斑は頬に出現する蝶翼状の紅斑を特徴とし、小児を中心にみられる流行性発疹性疾患で、病原体は「ヒトパルボウイルスB19」です。両頬がりんごのように赤くなることから、「りんご病」と呼ばれることもあります。感染経路は飛沫感染や接触感染で、感染対策は接触感染を予防するためにしっかりと流水とせっけんで手洗いをすることです。また、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある方は、できるだけ患者との接触を避けることが必要になります。 夏休みを迎え、感染が拡大しないよう、外出の際には注意が必要です。 *この記事は、令和元年7月25日付の五所川原市子育て推進課からの通知をそのまま引用しています。 |
||
手足口病が増えています | ||
2019/07/16 | ||
全国的に大流行となっている手足口病ですが、西北五地域でも7月半ばから急に増えてきているようです。 手足口病はその名が示すとおり、口のなかや手足に発疹(ほっしん)が現れる感染症のひとつで、夏季を中心に流行します。4歳くらいまでの幼児が発症しやすく、なかでも2歳以下で発症する子どもが多いとされています。基本的には良好な経過をたどって自然に治る病気ですが、発疹などの症状がみられた場合は、強い頭痛や嘔吐、強い全身倦怠感やむくみが現れた場合は、髄膜炎や脳炎、心筋炎などの重い合併症がないか確認するためにも、医療機関を早期に受診する必要があります。
手足口病は学校保健安全法に定める出席停止基準に該当していませんが、口の中にできた水泡が長引き食事がうまくとれないために保育園等への利用が困難なこともありますので、そんな際はアイリスへお問い合わせくださっても結構です。
なお、園によっては、出席停止基準について無理解だったり、お医者さんの見立てよりも厳しいルール(例:りんご病:赤い湿疹が出たら感染させる可能性はないのにもかかわらず、赤い湿疹が消失するまで欠席を求める等)をも0受けていることも少なくないようです。そのような場合でもアイリスにご相談いただけましたら、当機関の連携医や相談医と協議したり、県や市町村を通じて保育園等に適切に連絡をし、対応の是正を求めていくことも可能です。もちろん、相談や是正に当たっては、匿名での対応といたしますのでご安心ください。
これから夏本番を迎えます。みんな笑顔で元気いっぱいの夏にしたいものですね。
|
||