社社会福祉法人 あおもり愛育会 みどりの風アイリス

みどりの風アイリス

アイリス日記

大人も要注意「手足口病」
2019/08/03

 今年の夏は全国的に手足口病が流行し、五所川原保健所管内でも警報が発令していますが、夏特有の風邪の一種と言われ、また、学校保健安全法に基づく出席停止対象の感染症でもないことから、安易にとらえられる傾向にありますが、油断は禁物です。

 

 小児の場合はまれに髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症や、心筋炎、神経原性肺水腫といった様々な合併症を引き起こすことがあります。特にエンテロウイルス71に感染した場合は、他のウイルス感染と比較して中枢神経系の合併症を引き起こす可能性が高いといわれています。ですから、手足口病に罹った場合は、特効薬もないため、経過観察に特に注意が必要です。

 

 手足口病の患者の約9割は6歳以下の乳幼児で、半数が2歳以下の小さな子たちです。大人の発症は多くはありませんが、症状が重く出やすいことが報告されています。発心は手足や口以外に、ひじ、ひざ、おしりなどにもみられることがあり、痛みで歩けないほどになることもあります。インフルエンザに似たような強い筋肉痛や関節痛が出ることも大人の症状の特徴です。

 

 手足口病には有効なワクチンがないため、感染した子どもの排せつ物の処理は十分に注意すること、タオルの使いまわしを避けるなどで直接的に接触しないように努め、感染ウイルスを体内に取り込まないことが肝要です。とはいえ、幼い子どもを育てていくにはなかなか難しいことです。やはり、基本はこまめな手洗いを徹底することと言えそうです。

 

 暑い夏もそろそろ折り返しです。まずは大人の私たちが元気でいることが、子どもたちにとって一番大事なことだと思います。

 

 

西北地域における感染症の発生状況について
2019/08/03

青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2019年第29週)によると、五所川原保健所管内において「手足口病」患者数が11.80/定点数となり、警報が発令されました。県内ではむつ保健所管内を除くすべての地域で警報が継続しています。また、「伝染性紅斑」患者数が2.40/定点数となり、警報が発令されました。県内では上十三保健所管内でも警報が発令されています。

手足口病は、コクサッキーウイルスA16等により、口の中や手足などに水疱性の発疹が出る感染症です。感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染です。手足口病には有効なワクチンはありません。流水と石けんで十分に手洗いすること、タオルを共有しないこと、保育施設などではおむつ交換の際に排泄物を適切に処理することが大切です。

伝染性紅斑は頬に出現する蝶翼状の紅斑を特徴とし、小児を中心にみられる流行性発疹性疾患で、病原体は「ヒトパルボウイルスB19」です。両頬がりんごのように赤くなることから、「りんご病」と呼ばれることもあります。感染経路は飛沫感染や接触感染で、感染対策は接触感染を予防するためにしっかりと流水とせっけんで手洗いをすることです。また、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある方は、できるだけ患者との接触を避けることが必要になります。

夏休みを迎え、感染が拡大しないよう、外出の際には注意が必要です。

 *この記事は、令和元年7月25日付の五所川原市子育て推進課からの通知をそのまま引用しています。

手足口病が増えています
2019/07/16

全国的に大流行となっている手足口病ですが、西北五地域でも7月半ばから急に増えてきているようです。

手足口病はその名が示すとおり、口のなかや手足に発疹(ほっしん)が現れる感染症のひとつで、夏季を中心に流行します。4歳くらいまでの幼児が発症しやすく、なかでも2歳以下で発症する子どもが多いとされています。基本的には良好な経過をたどって自然に治る病気ですが、発疹などの症状がみられた場合は、強い頭痛や嘔吐、強い全身倦怠感やむくみが現れた場合は、髄膜炎や脳炎、心筋炎などの重い合併症がないか確認するためにも、医療機関を早期に受診する必要があります。

 

手足口病は学校保健安全法に定める出席停止基準に該当していませんが、口の中にできた水泡が長引き食事がうまくとれないために保育園等への利用が困難なこともありますので、そんな際はアイリスへお問い合わせくださっても結構です。

 

なお、園によっては、出席停止基準について無理解だったり、お医者さんの見立てよりも厳しいルール(例:りんご病:赤い湿疹が出たら感染させる可能性はないのにもかかわらず、赤い湿疹が消失するまで欠席を求める等)をも0受けていることも少なくないようです。そのような場合でもアイリスにご相談いただけましたら、当機関の連携医や相談医と協議したり、県や市町村を通じて保育園等に適切に連絡をし、対応の是正を求めていくことも可能です。もちろん、相談や是正に当たっては、匿名での対応といたしますのでご安心ください。

 

これから夏本番を迎えます。みんな笑顔で元気いっぱいの夏にしたいものですね。

 

伝染性紅斑(りんご病)に要注意
2019/05/30

青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2019年第20週)によると、当市を含む西北五管内においての「伝染性紅斑」患者数が1.8/定点数と増加傾向にあり、警報発令基準値の2.0/定点数に近づいております。すでに警報が継続している弘前保健所管内は4.22/定点数、上十三保健所管内は4.67/定点数となっており、外出の際は注意が必要です。

伝染性紅斑は、頬に出現する蝶翼状の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹性疾患で、病原体は「ヒトパルボウイルスB19」です。両頬がリンゴのように赤くなることから、「りんご病」と呼ばれることもあります。

感染経路は飛沫感染や接触感染で、感染対策は接触感染を予防するためにしっかりと流水と石けんで手洗いをすることです。また、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある方は、できるだけ患者との接触を避けることが必要となります。

 

※ 参考

 (1)青森県感染症情報(2019年第20週)

    https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/hoken/files/wr2019w20.pdf

 (2)「伝染性紅斑に注意しましょう!」(青森県HPより)

    https://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/kouhan.html

超大型連休の過ごし方
2019/04/28

平成から令和へとまたぐ超大型連休が始まりました。めったにないお休みの連続にあちこちお出掛けを予定されているご家族も多いことかと思います。大人や中学・高校生は体力があるので大丈夫なことでも、乳幼児や学童にとっては朝から晩まで活動し続けることはかなりの体力消耗になりますから要注意です。しかもそれが連日となると思わぬケガや病気につながることもあります。そこで、ここでは気を付けたい連休の過ごし方をお伝えします。

 

今年の春はインフルエンザがまだ流行中となっています。その他、かかるとやっかいなヒトメタニューモウイルス症候群による高熱、おたふく風邪、感染性胃腸炎も流行中です。人込みに立ち入る際はマスクを着用し、こまめにうがいや手洗いをしましょう。また、水分補給もこまめに行いましょう。

 

10連休とまではいかなくとも9連休や8連休となっているご家庭も多いはずです。今日は〇〇に明日は△△に、明後日は□□へと予定が大忙しかもしれませんが、できれば3日に1日はゆったりと過ごせる休息日を設けましょう。楽しい連休が明けたとたんにに小さなお子さんが熱を出すこともあります。結果、最悪の11連休、12連休…にならないことを祈りします。

 

観光地やキャンプ場では食べなれない食材や献立には十分気を付けましょう。特に乳幼児は普段食べなれていないものを口にすることでアレルギーを発したり、熱や吐き気を呈することがあります。食の冒険やチャレンジは、できれば旅先では避けたいものですね。

 

市内はもちろんのことですが、お出掛け先で急に熱を出したり嘔吐したりした際に受診可能な医療機関は前もって確認しておくことが大切です。特に山や海といった観光地では救急医療機関が遠かったり少なかったりしますので要注意です。また、保険証も忘れずに携行しましょう。

 

アイリスは5月7日から利用できます。例年、連休明けは利用申し込みが多くなります。もちろん、アイリスは病気の回復期からでなければ利用はできませんので、お子さんが体調を崩した場合は無理をされず連休後半は自宅で治癒に努めていただくことをおすすめします。それでは、楽しい連休をお過ごしください。

再びインフルエンザ注意報発令
2019/03/29

明日から4月というのに、朝夕を中心に雪が降ったり、日中でも冷たい風が吹いたりして、とても寒い日が続いています。その影響もあってか、五所川原保健所管内では沈静化していたインフルエンザ(主にA型)が再び急増しはじめ「注意報」が発令されています。

また、保育園やこども園では0・1歳の小さな子を中心に、感染性の胃腸炎、咳を伴う発熱なども流行しているようです。

 

これから、学童の他、保育園等を卒園した子どもたちは、しばらくの間、春休みに入ります。みんなが元気いっぱいで入学式や進級を迎えられることをお祈りいたします。

アイリスは新年度も4月1日から利用を受付します。新年度もどうぞよろしくお願いいたします。

インフルエンザに加え水痘の注意報も発令
2019/02/01

2月に入りました。間もなく節分・立春ですが、今朝から猛吹雪となり、道路はつるつるに凍っていて車はのろのろ運転でしたね。

 

さて、昨日(1月31日)、県から西北五管内にインフルエンザに加え水痘の注意報も発令されました。インフルエンザは現在青森管内と南部・下北地域に警報が出されています。弘前管内はだいぶ前に流行のピークを超えていますから、いよいよ西北五管内も警報発令間近かもしれません。五所川原市内や鶴田町内等の保育園・認定こども園では数十人単位で流行しているところもあるようです。また、水痘もスポット的に流行が始進んでいるようです。インフルエンザと同様、人込みを避ける、マスクを着用する、こまめな手洗い・うがいを励行し、お子さんを感染から守ってあげましょう。

 

最近、アイリスには、発熱して間もない(半日~1日)いわゆる急性期にあたるお子さんの利用の申し出が頻回になっています。アイリスは「病児」ではなく、他児に感染する恐れがなくなったものの微熱があってしばらく静養を要する「回復期」にある「病後児」を対象としていますので、病児はご家庭での看病されることが必要となります。とはいえ、お仕事される親御さんの立場を考えますと、なかなか大変なことかとお察しいたします。社会全体がもっと幼い子どもたちと、子育てをされながらお仕事をされる親御さんに優しいものであるよう祈らざるを得ません。春までもう1か月?2か月??心だけでも一つに、この冬を無事に乗り越えたいものですね。

インフルエンザ注意報発令
2019/01/20

新年も1月半ばを過ぎました。小中学校の三学期が始まったとたん、五所川原市内でも急にインフルエンザの流行が広がってきています。先日は五所川原保健所管内にも「注意報」が出され、県内全域での流行が本格化することになりました。

 

インフルエンザの予防に向けては今さら言うまでもなく、人込みをできるだけ避ける、マスクを使用する、手洗いをこまめにする、湿度60%を目標に加湿する、十分な栄養・睡眠・休息をとる…などですが、これらに加えて気を付けたい2点について今回はお話しします。

 

1つは「鼻に触らない」ように気を付けるということです。特に小さなお子さんは「鼻いじり」が大好きですが、手指についたウイルスを鼻の粘膜に直接こすりつけることになりますので、まわりの大人が中止てあげるようにしたいものです。もちろん、手をきれいに洗ったり、あまりに鼻いじりがひどい場合は寝る前にテープを指先に貼るという工夫もありかも…です。

 

2つは、インフルエンザは外から家の中へと入ってきますので、ウイルスが付着している可能性の高い外で着ていたジャンパーやブルゾン、ダウンジャケットやコートなどは玄関で脱ぎ、できれば大きなポリ袋に入れておくなどして、居間や台所、寝室などには、それらを着て立ち入ったり、持ち込んだりしないようにしましょう。

 

ところで、最近はインフルエンザによく効く薬が開発され、服用すると半日や一晩で熱が下がることも珍しくありません。でも、保育園や認定こども園への登園許可基準は「発熱から丸5日以上経過し、かつ、熱が下がってから(熱が下がった翌日から)丸3日が過ぎるまで」となります。この「2~3日目」は病後児保育を利用できる「他の子に感染の恐れがほぼない回復期」にあたります。

 

冬はそろそろ折り返しに差し掛かります。みんなで子どもたちの命と健康を守って、素敵な春を迎えたいものですね。

咽頭結膜熱にご用心
2018/11/15

11月も半ばに差し掛かり、だいぶ気温も低くなってきました。高い山も雪が目立つようになりましたね。

 

さて、このほど青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2018年第44週)により、五所川原市を含む西北管内において「咽頭結膜熱」についての警報が発令されました。

 

咽頭結膜熱は、「アデノウイルス」が口や目から入って感染し、高熱や目の炎症などを引き起こすもので、幼い子どもに多い病気です。

 

感染を予防するためには、流水と接見による十分な手洗いやうがいの徹底、タオルの共用を避けるなどとされています。

 

これから、インフルエンザの流行も本格化してきます。ご家族をはじめ大人のやさしさで子どもたちの健康を守ってあげたいものですね。

インフルエンザにご用心
2018/10/23

平成30年も後半に差し掛かりました。来年春には新しい元号になりますから、間もなく平成最後の冬を迎えることになります。体調管理に気をつけて元気に春を迎えたいものですね。

 

これからの時期に気になるのがインフルエンザです。今シーズンは全国的に流行が早く、県内でも平川市周辺地域の保育園や小学校で集団感染がみられています。

 

インフルエンザ予防に有効なのが予防接種ですが、医療機関の話では、ワクチンの製造が間に合っていないことや流行が例年より2か月程度早く始まっていることから、できれば10月下旬から11月上旬までに接種を受けることが望ましいとされています。

 

インフルエンザは100%の予防を約束できるものではありませんが、感染しても症状が重くならない期待は十分できるものです。特に保育園や学校はあっという間に大感染してしまいますので、ぜひとも予防接種を早目に受けることをおすすめします。

 

なお、接種した後は発熱や体調不良を呈することも少なくないため、乳幼児は登園前の午前ではなく降園後などに受けて、少なくとも一晩は保護者の方が様子を見守っていただくようにしてください。できれば、週末などのお休み前に受けるとさらに安心できると思います。

 

これから年末に向けては、遠足やハロウィン、発表会やバザー、クリスマス会などなど楽しみな行事や活動が目白押しです。体調管理と計画的な予防接種で子どもたちの元気な毎日を守ってあげたいものですね。

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