社社会福祉法人 あおもり愛育会 みどりの風アイリス

みどりの風アイリス

アイリス日記

6月に入りました
2023/06/09

春らしい日もあっという間に終わり、梅雨に時期になりました。天気が変わりやすく、温度・湿度ともに変化しやすいこの時期は、体調に崩しやすい時期でもあります。体調には十分注意していきましょう。

 

全国的に「RSウイルス」「ヘルパンギーナ」の患者数が増加傾向にあり、国立感染症研究所によると、5月28日までの1週間におよそ3000か所の小児科の医療機関から報告された1医療機関当たりの患者数は「RSウイルス」が1.95人、「ヘルパンギーナ」で1.33人といずれも増加しているとのことです。五所川原保健所管内においては、「RSウイルス」の発生はなく、「ヘルパンギーナ」の報告数はあるものの注意報・警報は発令されていません。これらの感染症の増加の要因として考えられることは、季節的なものや免疫低下、マスクの緩和などがあげられます。園や学校で流行り始めたときには、しっかりと感染対策を行うことが大切です。感染対策をして感染症予防をしていきましょう。

5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけを「5類」へ
2023/05/11

新年度が始まって1ケ月が経ち、子どもたちも新しい園生活・学校生活に慣れてくる頃ですね。ただ、連休明けなどは疲れなどから体調を崩しやすい時期でもあるので体調管理をしっかりと行っていきましょう。五所川原保健所管内において、インフルエンザや感染性胃腸炎の発生はありますが、注意報・警報は発令されておりません。

 

さて、5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。出席停止期間も変更となり、学校保健安全法において、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」となっています。アイリスでの新型コロナウイルス感染症の受入れは現在検討中です。また、新型コロナウイルス感染症だけでなく、その他の感染症や病気のお子さんの受入れ等も検討中で、パンフレットも「改訂版」を発行する予定です。少しでもアイリスが利用しやすくなればと思っております。こんなケースは利用できる?回復期はいつから?など、ご質問やお問い合わせがありましたら、お気軽にお寄せください。皆さまのご利用をお待ちしております。

新年度スタート
2023/04/07

ご入園、ご入学、ご進級おめでとうございます。暖かな春の陽気とともに新年度がスタートしました。新しい環境の中では、子どもたちは不安や緊張を感じ心身ともに疲れやすくなっています。また、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますので、お子さんの様子に注意し、ご家庭でゆっくり休養し、体調管理を心掛けていきたいですね。

 

ここ数年流行が続いた新型コロナウイルスが少しずつ良い方向に向かっていると感じますが、なかなか気を緩めることができません。引き続き、アイリスでは、他の感染症を含め、感染症対策を行っていきたいと思います。

 

五所川原保健所保健所管内においての感染症の発生状況ついては、青森県感染症情報センター(2023年第13週)によると、インフルエンザや感染性胃腸炎の感染症は発生しているものの注意報・警報は発令されておりません。

 

今年度も「みどりの風アイリス」では、厚労省ガイドラインに基づき、手指衛生、環境整備、健康観察に努めていきます。看護師と保育教諭が連携し、お子さんの生活リズムや体調に合わせて、ゆったりと過ごすことで、無理なく体力が回復するよう、お子さんに優しく寄り添い温かく見守る保育・看護を心がけて参ります。どうぞよろしくお願い致します。

旧暦の3月「弥生」
2023/03/07

3月は、旧暦で『弥生(やよい)』と言います。弥生の漢字の『弥(いや)』は、「いよいよ、ますます」『生(おい)』は、「草木が芽吹くこと」を意味する漢字が使われています。語源としては、3月になると少しずつ春が近づき始め、冬の間は縮こまっていた沢山の花や木草が一斉に成長する月なので、【木草(きくさ)(いや)()ひ茂る月】が『弥生』と詰まって呼ばれるようになったと言われる説が有力です。

 

さて、青森県感染症情報センター(第8週)によると、五所川原保健所管内において、インフルエンザの定点当たりの報告数が15.57となり、注意報が発令されています。また、感染性胃腸炎については、定点当たりの報告数が12.00となっており、県全体の定点当たりの報告数が過去5年間の同時期と比較すると、かなり多い状況となっています。3月は、年度末で忙しい時期であり、また、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあるため、体調管理はしっかりと行っていきましょう。引き続き、手洗い・手指のアルコール消毒、換気、人混みを避けるなどして感染予防をしていきましょう。

コロナ「5類へ」引き下げへ
2023/02/06

2月4日は立春です。暦の上では春になりますが、2月は1年の中で最も寒さが厳しくなり、低温‣低湿の冬は、ウイルスが大好きな季節です。風邪や感染症を寄せ付けない体作り、環境づくりに気を配りつつ、引き続き、感染対策も行っていきましょう。

 

さて、先日、政府は58日に新型コロナウイルスを今の「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針を決定しました。位置づけが変わったら、私たちの暮らしにどんな影響があるのでしょうか?

 

まず、季節性インフルエンザと同じになるため、入院患者の受け入れが一般の医療機関でも可能になり、濃厚接触者に求められている待機期間がなくなりますが、感染した場合は、周囲に広げないよう行動することです。現在、コロナのワクチン接種や医療費などは全額公費で負担されていますが、今後は、自己負担が生じることになります。(当面、公費負担は継続し、期限を区切って段階的に縮小する方針だということです)マスクについては、屋内・屋外を問わず、個人の判断に委ね、政府は着用が効果的な場面を周知する見通しとのことです。アイリスにおいては、開設当初より感染対策として保育者はマスク着用しておりますので引き続き行っていきます。コロナが「5類」に引き下げることで、コロナ自体が消失する、弱くなるなど変化することはありませんが、コロナ発生前の頃の暮らしに少しでも近づいて、生活しやすくなることを願うばかりです。

新しい年を迎えました
2023/01/05

新年明けましておめでとうございます。本年も「みどりの風アイリス」をよろしくお願いいたします。

 

さて、新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されているインフルエンザについて、厚生労働省は先日、全国的な流行期に入ったと発表しました。全国的な流行に入るのは、新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、初めてとなります。また、青森県内においても、青森県感染症情報センター発行の青森県感染症発生情報(2022年第50週)によると、県全体の定点当たり報告数が1.25となり、流行シーズン入りの目安である1.00を上回ったことから流行入りしたとのことです。

予防対策としては、咳エチケットのほか、

   流行前のワクチン接種

   外出先の手洗い・アルコール消毒

   適度な湿度(5060%)の保持

   十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

   人混みや繁華街への外出を避ける

などの有効な方法があげられます。この予防対策は、新型コロナウイルスや感染症も同様です。みんなで実践し、予防していきましょう。

保育園やこども園への登園基準は、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで」となります。この『解熱した後3日』は病後児保育を利用できる【回復期】にあたります。

アイリス利用ご希望の際には、事前に電話予約が必要になります。なるべく対応させていただきますが、回復期にあたらない場合や定員を超えている場合などお断りすることもございます。また、看護師の出張・研修の日は、アイリスはお休みとなりますのでご了承ください。

「師走」
2022/12/08

今年も早いもので、残すところ1か月足らずとなりました。

12月は、旧暦で「師走(しわす)」とも呼ばれます。由来は諸説ありますが、「お坊さんが仏事で忙しく走り回る時期」という説が馴染み深いのではないでしょうか。12月は、クリスマスや新年を迎える準備や大掃除と何かと慌ただしい季節です。ケガや体調に気をつけながら過ごしていきたいですね。

 

さて、ニュースでも時々報道されていますが、衛生面に問題がある加湿器が引き起こす「加湿器肺炎」をご存知でしょうか。

加湿器肺炎は、加湿器の内部に発生したカビや場合によっては、レジオネラ菌などを吸い込むことで起こります。カビ自体は病原性が弱く、肺に直接炎症を起こさせることはありませんが、肺や気管支がカビによるアレルギー反応を起こすことで加湿器肺炎の原因となっています。

抵抗力が正常な人は、肺炎を起こすことはないそうですが、「高齢者や新生児、持病などによって抵抗力が弱まっている人は要注意です。

この季節は、空気が乾燥する時期で、インフルエンザなどの冬の感染症が流行しやすく、またコロナ対策としても、加湿器は必需品となっているため、加湿器の水は毎日交換し、定期的にタンクの内部をスポンジなどで洗うなどして清潔を保ち、正しい使い方をしていきましょう。

 

本格的な冬を迎え、インフルエンザなどの冬の感染症に警戒をしつつ、引き続き、新型コロナウイルス対策も行い、元気に新年を迎えたいですね。

RSウイルス感染症・感染性胃腸炎流行中
2022/11/07

11月に入り、朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中の陽射しも弱まってきて、冬が近づいていると感じさせるこの頃。この季節は、気温が低くなり、空気が乾燥する時期です。空気が乾燥すると、ウイルスや菌の活動が活発になりやすく、口や鼻の粘膜が乾燥することで、ウイルスや菌に対する防御機能が低下し、体調を崩しやすくなります。暖房や加湿器を上手く活用し、換気も行いながら、適度な室温・湿度を保つようにし、体調管理に十分気をつけていきましょう。

 

さて、市内の園では、RSウイルス感染症や感染性胃腸炎が流行しており、青森県感染症情報センター(11月4日時点)によると、感染性胃腸炎は、県全体の定点当たりが1.29人、RSウイルス感染症は、1.26人となっており、RSウイルス感染症は過去5年間の同時期と比較してやや多い状態となっています。また、今シーズンは、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念されています。インフルエンザは、ここ2~3年流行していないことから、ほぼ抗体がなくなっている可能性が高いため、家族全員で予防接種を受け、手洗い・手指のアルコール消毒、マスクの着用、換気、三密の回避などの基本的な感染対策も引き続き行っていきましょう。

 

アイリス利用ご希望の際には、事前に電話予約が必要になります。なるべく、対応させていただきますが、回復期にあたらない場合や定員を超えている場合などはお断りする場合もございます。また、看護師の出張・研修の日は、アイリスはお休みとなりますのでご了承ください。

新型コロナウイルス感染症・インフルエンザワクチン同時接種
2022/10/08

早いもので、もう10月に入りました。すっかり、日が暮れるスピードも早くなり、気温もグッと下がり朝晩は冷え込むようになりました。体調を崩しやすい時期であるため、健康管理に十分注意していきたいですね。

 

毎年10月15日は『世界手洗いの日』です。石けんを使った正しい手洗いを広めていくため、2008年の国際衛生年を機に制定されました。『手洗い』は、誰もができる衛生の取り組みで、正しい手洗い習慣をつけることは、色々な病気から『自分を守ること』に繫がります。《手のひら》《爪》《親指の付け根》《手の甲》《指と指の間》そして忘れがちな《手首》をしっかり洗い、健康を守りましょう。すべての部位をしっかり洗うには約20秒かかると言われています。

 

さて先日、厚労省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織の会合が行われ、専門家によると、新型コロナ感染症の感染拡大以降、国内では流行がなかった季節性インフルエンザが人の海外との往来の増加や国内の社会活動の活性化によって流行する可能性が高いと指摘しています。新型コロナウイルス感染症のこれまでの流行パターンから冬季に感染拡大するとも想定しています。これを受けて、両方のワクチンの高い接種率を実現することが望まれています。新型コロナウイルス感染症のワクチンとインフルエンザのワクチンの同時接種は、単独で接種した場合と比較し、有効性と安全性が劣らないとの報告があることなど踏まえ、実施が可能となりました。『自分を守る』だけでなく、『家族』や『他の人にうつさない』ためにもワクチンを受けるようにしましょう。

※必ずしも、同時接種できるとは限らないため、かかりつけの医療機関にあらかじめ、ご相談・お問い合わせください。

インフルエンザ大流行の恐れ
2022/09/09

9月に入り、暑さが少しずつ和らいで涼しい風を感じられるようになってきました。この時期は、季節の変わり目であり、朝晩の気温差も大きくなってきますので、これからの季節、健康管理には十分気をつけていきましょう。

 

全国的に新型コロナウイルス感染者の高止まりが続いていますが、日本と季節が逆のオーストラリアでは、例年よりも早くインフルエンザの流行が確認されています。日本でも今シーズン流行する可能性があります。

新型コロナウイルスの感染が拡大してから、過去2年間は、行動制限や入国制限などが行われたことで、日本では、季節性インフルエンザは流行しませんでした。しかし、過去2年間感染者が少なかったことから、集団免疫、自然免疫がなくなり、インフルエンザが流行する可能性があり注意が必要です。

引き続き、手洗い・手指のアルコール消毒、マスクの着用、換気、三密の回避などの基本的な感染対策を行い、また、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザの予防接種も受けるようにしましょう。

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